こんにちは!寝屋川市、門真市、守口市を中心に、枚方市南部、交野市、四條畷市、大東市で訪問施術を行っております「実現治療院 寝屋川店」の鈴木です。
訪問施術の現場で、とても患者さんが多い脳梗塞後遺症の患者さん。
脳梗塞の後遺症による片麻痺がある方にとって、ベッドの上で身体の向きを変える「寝返り」は、思っている以上に難しい動作になることがあります。
ご家族からも、次のようなお悩みを伺うことがあります。
- 「以前は自分で寝返りができていたのに、最近は難しそう」
- 「身体を横に向けようとしても、途中で止まってしまう」
- 「寝返りを手伝いたいけれど、どこを支えればいいのか分からない」
寝返りが難しくなると、ベッド上での姿勢調整や着替え、起き上がりなど、日常生活のさまざまな場面に影響します。
今回は、片麻痺のある方の寝返りが難しくなる理由と、ご家族が介助するときに知っておきたいポイントについてお話しします。
片麻痺で寝返りが難しくなるのはなぜ?
寝返りは、身体を横に倒すだけの動作ではありません。
実際には、頭を向ける、腕を伸ばす、身体をひねる、膝を曲げるなど、いくつもの動きが組み合わさっています。
片麻痺がある場合、こうした動きを連動させることが難しくなる場合があります。
例えば、
- 頭や身体の向きを変えにくい: 首や体幹の動きが制限され、身体を回転させるきっかけをつくりにくい
- 手すりに手が届きにくい: 腕だけでなく、肩甲骨や体幹の動きが関係している場合がある
- 膝を曲げにくい: 足でベッドを押したり、骨盤を回したりする動きを利用しにくい
そのため、寝返りができないからといって、必ずしも腕や脚の筋力だけが原因とは限りません。
どの部分の動きが難しくなっているのかを確認することが大切です。
寝返りの介助で大切にしたい3つのポイント
① 腕や肩を無理に引っ張らない
身体を横に向けようとして、腕だけを引っ張ってしまうことがあります。
しかし、片麻痺のある方は肩関節に痛みや不安定性が生じている場合もあり、無理に引っ張ると負担がかかるおそれがあります。
介助するときは、腕だけで身体を動かそうとせず、身体全体の動きを考えることが大切です。
具体的な支え方は身体の状態によって異なるため、担当の医療・介護専門職に確認しましょう。
② ご本人ができる動きを活かす
寝返りをすべて介助する必要がある方もいれば、動作の一部分をご自身で行える方もいます。
例えば、
- 寝返りたい方向へ顔を向ける
- 動かしやすい方の手を伸ばす
- 手すりを握る
- 膝を曲げる
こうした動きが可能であれば、ご本人の状態に合わせて活用できる場合があります。
大切なのは、寝返りを完全に一人でできるかどうかだけではありません。
「どこまでご自身で動けて、どこから支えが必要なのか」
その違いに目を向けることが、ご本人の力を大切にする介助につながります。
③ ベッド周りの環境も確認する
身体の動きだけでなく、寝返りをする環境も重要です。
例えば、ベッドの幅や高さ、手すりの位置、介助者が立つスペースなどによって、寝返りのしやすさは変わります。
また、身体を横に向けることができても、ベッドの端に近すぎると転落の危険があります。
ご本人の動きやすさだけでなく、安全に介助できる環境になっているかも確認しましょう。
健側と患側、どちらに寝返るのがいい?
片麻痺のある方の寝返りでは、「麻痺のない側(健側)」と「麻痺のある側(患側)」のどちらへ向くのがよいのか、迷うこともあると思います。
実際には、どちらが適しているかは一人ひとり異なります。
健側への寝返りが行いやすい方もいれば、健側の手で手すりを握ることで、患側への寝返りが行いやすくなる方もいます。
さらに、ベッドの配置や手すりの位置、起き上がる方向など、日常生活の環境によっても必要な動きは変わります。
そのため、「必ず健側へ」「必ず患側へ」と決めつけず、身体の状態と生活環境の両方から考えることが大切です。
特に、麻痺側の肩に痛みがある場合や、寝返り中に身体を支えきれない場合は、無理に練習せず、専門職に相談してください。
現場の視点|片麻痺の寝返り動作を詳しく解説
福岡県で訪問鍼灸マッサージを行っている田上雅寛先生が、日々の臨床経験をもとに、片麻痺の方の寝返り動作について詳しく解説しています。
頭の動き、肩甲骨と体幹の連動、膝立てなど、寝返りを構成する動作を一つひとつ確認する視点が紹介されています。
寝返りの仕組みや身体の使い方について、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
参考記事:▼▼▼
片麻痺の寝返りは「倒すだけ」じゃない?身体の連動から紐解く介助のヒント
寝屋川市周辺で訪問施術をお探しの方へ
実現治療院 寝屋川店では、身体の状態だけでなく、日常生活でどのようなことに困っているのかを大切にしています。
寝返りや起き上がり、ベッドから車椅子への移乗など、日々の生活で必要な動作にも目を向けながら、一人ひとりの状態に合わせた施術を心がけています。
- 「最近、寝返りや起き上がりが難しくなってきた」
- 「自宅で受けられる鍼灸マッサージを探している」
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どんな施術者が訪問するのか気になる方は、当院のプロフィールもご覧ください。
※本記事は、片麻痺のある方の寝返り動作について一般的な情報を紹介するものです。身体の状態や適切な介助方法には個人差があります。ご自宅での介助や運動は、主治医やリハビリテーション専門職などに相談のうえ、安全に配慮して行ってください。
※急に新たな麻痺、言葉の出にくさ、顔のゆがみなどが現れた場合は、脳卒中の可能性があるため、直ちに119番へ連絡してください。

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